やぶちゃんの電子テクスト集:小説・戯曲・評論・随筆・短歌篇
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[やぶちゃん注:本「總目」については本文同様、本文基礎底本とした昭和四(一九二九)年雄山閣刊「大日本地誌大系 新編鎌倉志・鎌倉攬勝考」の「總目錄」と、汲古書院平成十五(一九九三)年刊の白石克編「新編鎌倉志」の影印本(東京都立図書館蔵)「總目」を合わせて作成した。影印本では大項目主義でその下の割注を含めて原則、読みが附されている。まずそれを採った。「~寺の舊跡」等の格助詞「の」も含め、読みは原則、ルビとして示した(数箇所、平仮名として本文活字同ポイント示したものもある)。「大日本地誌大系 新編鎌倉志・鎌倉攬勝考」では、ルビが全くない代わりに、一部の寺社等の大項目の後に具体な小項目(細目)が示されている。次にこれを、底本通り、一字下げで示した。影印の大項目の下の割注と重複するものも多くあるが、総て漏らさず採ることにした。これによって本書のほぼ総ての大小項目は網羅されたことと思う。但し、こちらは読みがないので、ここでも振ってはいない。なお、各巻本文の各項目名及び表記と読みの違い(実際にある)は煩瑣になるだけなので原則として行なっていない(一部気になる部分にのみ注を施した)ので注意されたい。以上、この総目録は今までの如何なる刊行物の「新編鎌倉志」にもない形態の「總目錄」ということになる。言わば、原本「總目」の(江戸時代の)大項目(及び割注)に読みを施した「大日本地誌大系 新編鎌倉志・鎌倉攬勝考」で付加された小綱目(細目)の附いた「総目錄」ということになる。
影印では各巻表記が一字下げで、各巻以下の巻内項目は二字下げであるが無視し、上記の通り、小綱目(細目)は一字下げルビなしで示した。各巻の間に空行を設け、冒頭巻名部に私の各巻へのリンクを設けた。大項目の割注は「大日本地誌大系」版の割注表記に従って【 】で同ポイントで示した。ルビの濁音は私の判断で適宜補ってある(例:「寺」は殆どが「シ」であるが、「ジ」と打った)。なお、影印では各巻の冒頭にも目録が載るが、私の電子テクストでは、ここでの一括掲示として総て本文では省略している。なお、本文底本「大日本地誌大系 新編鎌倉志・鎌倉攬勝考」でもそれは省略されているので、悪しからず。なお、目録に含まれない「新編鎌倉志」の序文及び引用書目一覧は「序三種 凡例 引用書目」へ、跋文は「卷八」末尾に付随させてある。
私の電子版「新編鎌倉志」は、まずここで寺社旧跡名等を検索して頂き、該当巻内頁で当該項目の再検索をされたい。
本頁の完成を以って私の「新編鎌倉志」電子化プロジェクトは取り敢えず完遂した。その間、幾多の御助言を頂いた方々に心から御礼申し上げる。【二〇一二年四月二十一日――若き好学の方々の御来駕を心より願って――藪野直史】]
新編鎌倉志總目錄
第一卷
大鳥居
辨財天社
赤橋
二王門
舞殿
石階
樓門
上宮
棟札
武内社
座不冷壇所
小御供所
賴朝社
竈殿
愛染堂
稻荷社
影向石
鶴龜石
六角堂
下宮
高良大臣社
天照大神杜
輪藏
護摩堂
藥師堂
塔
鐘樓
實朝社
北斗堂跡
神寶
新宮
神主
小別當
淨國院
我覺院
正覺院
海光院
增福院
慧光院
香象院
莊嚴院
相承院
安樂院
等覺院
最勝院
第二卷
賴朝墓
平義時墓
寺寶
地藏堂
弘法護摩堂跡
棟立井
鑪場
開山塔
座禪窟
徧界一覽亭跡
[やぶちゃん字注:「大日本地誌大系 新編鎌倉志・鎌倉攬勝考」では「臺」。「台」は影印に拠った。影印では本文でも一貫して「天台山」と表記しているからである。]
御堂御所跡
佛殿
開山塔
鐘樓
稻荷社
塔頭
【附
大巧寺
熊野權現祠
卷之三
金龍水
東外門
西外門
總門
山門
浴室
佛殿
鐘樓
觀音殿
方丈
書院
蘸碧池並影向松
開山塔
舍利樹
嵩山並兜率巓
寺寶
華嚴塔跡
勝上巘
觀瀾閣
仙人澤
不老水
塔頭
客殿
尊氏廟
開山塔跡
寺寶
佛殿
鐘樓
平時賴荼毗所
玉澗
[やぶちゃん字注:「澗」は「大日本地誌大系 新編鎌倉志・鎌倉攬勝考」では「間」が「閒」。因みに影印本文は「澗」である。]
維新橋
六國見
寺寶
瓶井
上杉道合塔
明月院舊跡
外門
山門
佛殿
寺寶
鐘樓
開山塔
甘露井
盤陀石
塔頭
[やぶちゃん注:影印には割注なし。この割注は「大日本地誌大系 新編鎌倉志・鎌倉攬勝考」の方で補った。]
山門
佛殿
鐘樓
脇寮
白鷺池
外門
絶門
山門跡
佛殿
明鏡堂跡
方丈
寺寶
鐘樓
開山塔
宿龍池
坐禪窟
鹿岩
妙香池
虎頭岩
塔頭
寺寶
鐘樓
文殊堂
泰時墓
姫宮
色天無熱池
木曾塚
寺寶
鐘樓
卷之四
外門
佛殿
寺寶
開山塔
鐘樓
畫窟
歸雲洞
石切山
望夫石
觀音堂跡
塔頭
總門
山門
佛殿
鐘樓
方丈
寺寶
石盤
英勝院大夫人墓並祠堂
泉井
阿彌陀堂
寺寶
塔頭
網引地藏
東林寺跡
扇井
飯盛山
大友屋敷
底脱井
總門
佛殿
鐘樓跡
寺寶
開山堂跡
辨財天祠
道智塚
寂外菴跡
卷之五
[やぶちゃん注:影印では「
山門
佛殿
鐘樓
坐禪巖
御所入
國淸寺跡
蓮華寺跡
稻荷社
隠里
錢洗水
藥師堂跡
大佛切通
鐘樓
慈照院
慈眼院
卷之六
寺寶
本堂
寺寶
鐘樓
辨慶腰懸松
切通
【附
[やぶちゃん注:影印では「マンフクシ」であるが、影印本文では「マンブクジ」(マンプクジではない)と読みを振るので、それを採った。]
硯池
本堂
日蓮土籠
番神堂
龍口明神
巖本院
寶物
無熱池
蝦蟆石
福石
下宮
碑石
鐘樓
上宮
鳥居
本社
鍾樓
兒淵
龍穴
魚板石
龍池
仁田四郎拔穴
泣面崎
聖天島
鵜島
卷之七
本堂
寺寶
德宗權現社
山王權現社
屏風山
小富士
土佐房屋敷跡
寺寶
行池
産女寶塔
寺寶
濱名石塔
番神堂
寺寶
本堂
御影堂
寺寶
竹御所舊跡
寺寶
寺寶
寺寶
鐘樓跡
外門
山門
開山塔
客殿
方丈
祈禱堂
寺寶
開山石塔
善導塚
内藤一家菩提所
寺僧寮
千體地藏堂
六角井
切通
住吉明神
三浦道寸城跡
數珠掛松
【附
鐘樓
天狗腰掛松
神寶
飛混柏
千貫松
頼朝腰掛松
高石
賴朝遊館礎石跡
賴朝泉水
名島
[やぶちゃん注:「三个村」は「大日本地誌大系 新編鎌倉志・鎌倉攬勝考」の割注では「三箇村」となっている。]
卷之八
上總介石塔
梶原太刀洗水
地藏堂
天神宮
日光權現社
飛石
東照權現社
鐘樓
蛇混柏
三木杉
藥師堂
寶物
福石
寺寶
鐘樓
寺寶
寺寶
彌勒堂
鐘樓
靑葉楓
西湖梅
櫻梅
文殊櫻
普賢櫻
美女石並姥石
金澤文庫舊跡
御所谷
顯時石塔
貞顯石塔
藥師堂
海岸寺
光明院
大寶院
一室
阿彌陀院
八幡社
釜利谷
筆捨松
夫婦松
寺寶
源範賴石塔
總計二百四十五條 總目終
[やぶちゃん注:この「總計二百四十五條 總目終」は影印にあるものであるから、「總計」とは影印が示した大項目のみを数えた数である(本頁では小項目も示してある)ので注意されたい。]
新編鎌倉志總目錄(やぶちゃん電子版)終